在宅医療ケアの見学実習では、病院中心の教育では見えにくい「地域医療」や「生活の場での医療」の現実を知ることができます。在宅医療では、ご利用者様の生活背景や家族との関わりが大きく、病院では得られない学びがあります。また、在宅医療では、特に「ご利用者様の価値観や希望」が治療の中心になります。延命よりも「家で過ごしたい」と願うご利用者様もいれば、最期まで自立を望む方もいます。こうした希望を尊重する姿勢は、医師としての倫理観や態度、あり方の育成につながります。そこでメティスでは、医学生の在宅医療ケア見学実習を受け入れています。

医学生の在宅医療ケア見学の体験価値

在宅医療ケアの見学実習は、単なる医療行為の見学にとどまらず、患者様に寄り添う医療の本質を体験できる貴重な機会です。医学生にとって「どんな医師になりたいか」を考える転機にもなると思います。また、多くの医学生は自分のキャリアを病院勤務を前提に考えがちですが、在宅医療を通じて「地域に根ざした医師」や「予防・緩和ケア中心の医療」など、幅広いキャリア選択に気づくことができると思います。

医学生の声

在宅医療に関する様々な問題点を教えていただき、これからの医療を継続していくために、何が求められているのかを考えるきっかけになりました。しっかりと経験を病院で積んでから、在宅医療でやりたいことを明確にして、診療にあたることが必要だと感じました。

医師になった時には、病気だけを診るのではなく、患者さんの人生を支える医師になりたいと思いました。まずは、病院における医師の役割をしっかりと全うするために、常に学び続ける姿勢を忘れないようにしたいです。そして、今回の実習で病院外での医療(在宅医療)の役割について学ぶことができたので、様々なフィールド、職種との連携を意識できるようになりたいです。医師を目指したきっかけ、その時の想いを忘れずにいたいと思います。

貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

この記事を書いた人

メティス訪問看護ステーション

私たちは病気や障害があっても人生を 「より良く生ききる」 ことをあきらめなくても良い社会の実現に挑戦しています。
私たちは希望する生活や人生をより良く生ききるサポートをします。
そのために私たちは「知力を尽くして、生きるを支える」 をモットーに、 利用者様の人生に寄り添う「人間性」と利用者様の病態や障がいに向き合う「専門性」を兼ね備えた専門職業人で在れるように、内省や自己研鑽に励み エキスパートを目指します。