訪問看護を利用する際に気になるのが「費用」です。
保険適用があるとはいえ、どれくらいの費用がかかるのか事前に把握しておくことが大切です。
今回は、訪問看護の料金の仕組みについて解説します。

訪問看護の費用の仕組み

1. 訪問看護は保険適用で利用できる。
訪問看護は、主に 健康保険・介護保険 のどちらかが適用されます。
利用者の状況に応じて適用される保険が異なり、自己負担額も変わってきます。

2. 介護保険適用の場合(65歳以上や要介護認定を受けた方)

  • 基本料金:1回あたり 自己負担1割
  • 訪問回数の制限:ケアプランに基づいて決定
  • 加算料金:緊急対応や特定疾患の管理などで追加料金が発生する場合あり

3. 医療保険適用の場合(65歳未満や特定の疾病を持つ方)

  • 基本料金:1回あたり 自己負担3割
  • 訪問回数の制限:主治医の指示に基づいて決定
  • 加算料金:24時間対応や高度な医療処置には別途費用が発生

4. 自費での訪問看護も可能。

保険適用外のサービスを希望する場合は、自費での訪問看護を利用することもできます。

5. 交通費やオプション料金にも注意。

訪問看護ステーションによっては、交通費が別途発生 する場合があります。
また、特別なケア(点滴やカテーテル管理など)には 加算料金 がかかることもあるので、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

訪問看護の費用は、保険の種類や利用回数によって変わります。
事前に適用される保険や自己負担額を確認し、負担の少ない方法で利用できるようにしましょう。
また、訪問看護ステーションによって料金体系が異なるため、複数の事業所で比較するのもおすすめです。

この記事を書いた人

メティス訪問看護ステーション

私たちは病気や障害があっても人生を 「より良く生ききる」 ことをあきらめなくても良い社会の実現に挑戦しています。
私たちは希望する生活や人生をより良く生ききるサポートをします。
そのために私たちは「知力を尽くして、生きるを支える」 をモットーに、 利用者様の人生に寄り添う「人間性」と利用者様の病態や障がいに向き合う「専門性」を兼ね備えた専門職業人で在れるように、内省や自己研鑽に励み エキスパートを目指します。